声を育てる、歌に生かせる。 メアボイストレーニング柏
http://mehr.jp
【ボイトレの疑問】家での練習ってなにやればいい? 
09/23
暑さも和らいで風が涼しくなってきました。
メアボーカルスクールは今年こそ忘年会を実施できないか、状況を見極めております…
生徒様同士がほとんどすれ違わない完全プライベートレッスンなので、イベンドで交流の機会を取り戻していきたいです!
さて今回は、始めたばかりの生徒様によく聞かれる質問にお答えしたいと思います。
ボイトレ習い始めたけど家でなにか練習したほうがいいの?

やっぱり少しでも早く上達するためにお家でもトレーニングしたいですよね。
これは歌が好き、この歌を歌えるようになりたい!という方なら誰しも思うのではないでしょうか。
ですが
実は最初のうちはあまりひとりで練習することはおすすめしません。
ボイトレは基本的に、
①今使っている声の癖を見極める
②伸ばしたい部分(高音、声量など)に関与している癖を取り除く
③癖を取り除いたニュートラルな声(本来声帯が持っている声)で歌う練習をする
④その声をベースに再び負担の少ないアレンジや表現をのせていく
このように段階を踏んでいくことが多いです。
先生によってアプローチは変わりますが、「歌をうまくする、声をよくする」というのは現状を変える、ということになります。
経験上、②番までは、一人で練習するほど出し慣れた「癖」に戻ってしまいやすいです。
特にこの段階で歌をつかってたくさん練習をすると、次のレッスンまでに前のレッスンの感覚が失われてしまう…なんてこともあるかもしれません。
歌は発声トレーニングよりずっと自己流になりやすいのです。
それではなにもできないのか。
というと、そうではありません。
ここでは、②番までの段階でもできることをいくつかご紹介します。
1 呼吸トレーニング
体験レッスンや初回のレッスンなどで、肺を広く使って呼吸するためのトレーニングがあるかと思います。
こちらも講師によってアプローチは様々です。
このトレーニングは声帯を動かしませんので、講師と一緒に呼吸法をやった時を思い出して鏡の前で練習することをおすすめします。
お家でもレッスンでもそうですが、感覚だけでやるよりも、鏡を見て視覚的に判断しながらやると効果があります。
スーっと歯の隙間から息を出し、吸う時はあまりお腹に吸おうと思いすぎないのがポイントです。
肺は両胸にあります。
多少肩が動いてもいいので、リラックスしてたくさん吸っていきましょう。
2 リップロールトレーニング
唇をブルブルっと震わせて発声するトレーニングです。
動画を検索してもらえばたくさんでてくると思います。
このトレーニングは声を出しますが、もし過剰に癖や力がかかった時、また息の量が適切でないとき、リップロールが止まって教えてくれます。
止まりはしなくても、音が小さくなってしまったり、止まりやすかったりしたら力んでいる可能性があります。
単音を出すのに慣れてきたら、ドレミレドなど音階でやってみたり、好きな曲のメロディーをリップロールでなぞる練習をするのもおすすめです!
リップロールが止まらないように発声していれば、自己流にならずに練習できます。
3 裏声トレーニング
これは裏声が出せる方限定にはなってしまうのですが…
高い方で裏声を出した後、裏のまま低い方へ下がっていく練習です。
発声の「癖」は主に喋り声で作られ、歌うようになってさらに強固になります。
つまり癖はほとんど地声に関わっていることが多いのです。
地声と裏声をバランスよく出せるようになると、ミックスボイスと呼ばれる芯のあるしなやかな裏声を目指せるのですが、
殆どの方が地声寄りの発声で生活しています。
このバランスを改善するためには、使っていない方を積極的に出すと効果的です。
裏声の出し方までレッスンが進んでいなかったり、そもそも裏声がまだ技術的に出せない、という方は、その段階が来てからをおすすめします。
また、普段から裏声ベースで生活している方もいらっしゃいます。
そのような場合、逆に地声を使っていくと声量が改善するなど効果が得られます。
いかがでしたでしょうか。
生徒様の声は十人十色、一概に「これをやっておけば大丈夫」というものはないのですが、
今回はトレーニングの中でも自己流に引っ張られにくいものをご紹介しました。
やる気はあるのに何をやっていいかわからない!という方は、ぜひ試してみてくださいね。
メアボーカルスクールは今年こそ忘年会を実施できないか、状況を見極めております…
生徒様同士がほとんどすれ違わない完全プライベートレッスンなので、イベンドで交流の機会を取り戻していきたいです!
さて今回は、始めたばかりの生徒様によく聞かれる質問にお答えしたいと思います。
ボイトレ習い始めたけど家でなにか練習したほうがいいの?

やっぱり少しでも早く上達するためにお家でもトレーニングしたいですよね。
これは歌が好き、この歌を歌えるようになりたい!という方なら誰しも思うのではないでしょうか。
ですが
実は最初のうちはあまりひとりで練習することはおすすめしません。
ボイトレは基本的に、
①今使っている声の癖を見極める
②伸ばしたい部分(高音、声量など)に関与している癖を取り除く
③癖を取り除いたニュートラルな声(本来声帯が持っている声)で歌う練習をする
④その声をベースに再び負担の少ないアレンジや表現をのせていく
このように段階を踏んでいくことが多いです。
先生によってアプローチは変わりますが、「歌をうまくする、声をよくする」というのは現状を変える、ということになります。
経験上、②番までは、一人で練習するほど出し慣れた「癖」に戻ってしまいやすいです。
特にこの段階で歌をつかってたくさん練習をすると、次のレッスンまでに前のレッスンの感覚が失われてしまう…なんてこともあるかもしれません。
歌は発声トレーニングよりずっと自己流になりやすいのです。
それではなにもできないのか。
というと、そうではありません。
ここでは、②番までの段階でもできることをいくつかご紹介します。
1 呼吸トレーニング
体験レッスンや初回のレッスンなどで、肺を広く使って呼吸するためのトレーニングがあるかと思います。
こちらも講師によってアプローチは様々です。
このトレーニングは声帯を動かしませんので、講師と一緒に呼吸法をやった時を思い出して鏡の前で練習することをおすすめします。
お家でもレッスンでもそうですが、感覚だけでやるよりも、鏡を見て視覚的に判断しながらやると効果があります。
スーっと歯の隙間から息を出し、吸う時はあまりお腹に吸おうと思いすぎないのがポイントです。
肺は両胸にあります。
多少肩が動いてもいいので、リラックスしてたくさん吸っていきましょう。
2 リップロールトレーニング
唇をブルブルっと震わせて発声するトレーニングです。
動画を検索してもらえばたくさんでてくると思います。
このトレーニングは声を出しますが、もし過剰に癖や力がかかった時、また息の量が適切でないとき、リップロールが止まって教えてくれます。
止まりはしなくても、音が小さくなってしまったり、止まりやすかったりしたら力んでいる可能性があります。
単音を出すのに慣れてきたら、ドレミレドなど音階でやってみたり、好きな曲のメロディーをリップロールでなぞる練習をするのもおすすめです!
リップロールが止まらないように発声していれば、自己流にならずに練習できます。
3 裏声トレーニング
これは裏声が出せる方限定にはなってしまうのですが…
高い方で裏声を出した後、裏のまま低い方へ下がっていく練習です。
発声の「癖」は主に喋り声で作られ、歌うようになってさらに強固になります。
つまり癖はほとんど地声に関わっていることが多いのです。
地声と裏声をバランスよく出せるようになると、ミックスボイスと呼ばれる芯のあるしなやかな裏声を目指せるのですが、
殆どの方が地声寄りの発声で生活しています。
このバランスを改善するためには、使っていない方を積極的に出すと効果的です。
裏声の出し方までレッスンが進んでいなかったり、そもそも裏声がまだ技術的に出せない、という方は、その段階が来てからをおすすめします。
また、普段から裏声ベースで生活している方もいらっしゃいます。
そのような場合、逆に地声を使っていくと声量が改善するなど効果が得られます。
いかがでしたでしょうか。
生徒様の声は十人十色、一概に「これをやっておけば大丈夫」というものはないのですが、
今回はトレーニングの中でも自己流に引っ張られにくいものをご紹介しました。
やる気はあるのに何をやっていいかわからない!という方は、ぜひ試してみてくださいね。
« よく広告で見る「30分で上手くなる!」は本当?
| h o m e |
新しい先生が増えました! »
コメント
コメントの投稿
トラックバック
トラックバックURL
→http://mahovocalschool.blog.fc2.com/tb.php/81-e68f55a5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)