声を育てる、歌に生かせる。 メアボイストレーニング柏
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使っていい声?だめな声? 
10/15
大型の台風19号が過ぎ、被害のあった地域はまだ大変な日々が続いているようです。
メアボーカルスクールのある柏市は、幸い大きな被害なく、通常通り開校しております。
日曜日は休講となっておりましたため、振替のある方は、レッスンやメールにて講師とご相談くださいませ。
よく生徒様から、「この声は使っていい声ですか?だめな声ですか?」と質問をもらうことがあります。
ボイトレでは、喉の状態、響きの位置などアドバイスをしながら声を出していくので、普段自分が使っていた音について、そのような疑問を持たれることが多いようです。
使ってはいけない「声」はない
多くの方がポップスの上達を求めて、当スクールにいらっしゃいます。
新しい表現が重視されるポップスの世界では、どのような声も「個性」と言えます。
もちろん、喉をぎゅっと締めて響きもつまっていれば、マイクのりが悪くなります。
そのような場合は、同じ声質であっても、息の送り方、支え方など、発声の効率を向上させる必要があるかもしれません。
ただ、「こういう声は使ってはいけない」というルールはありません。

「個性」は誰かに習って習得できるものではなく、それを教えようというのも難しいものです。
では、ボイストレーニングとは何か、今一度考えてみます。
自分の声のニュートラルを見つける
前述したように、ボイストレーニングで「個性」を習うのはなかなか難しいことです。
ボイストレーニングというのは、多くの場合、その個性の部分以外、つまり、声に色や効果をかけない「ニュートラル」な状態をいかに向上していくかという目的を持っています。
声を診断するとき、個性、つまりは歌うときの「癖」をできるだけ取り払ってみます。
すると、実は声帯のほとんどがうまく使えず細い声しか出なかったり、そもそも癖を無くした出し方が分からなかったり、
声帯の能力のどれくらいを発揮できているかがわかりやすくなります。
ボイストレーニングでやるトレーニングのほとんどは、即効性を求めていません。
喉、顎、舌、口周りの癖や力みを抜いてニュートラルな声を向上させていくことで、
徐々に、普通に歌ったはずの歌で、
・出しにくかった部分が楽になっている。
・裏声にパワーが出て地声と切り替えても遜色なく歌える
・言いにくかったフレーズの滑舌が改善し、歌詞が伝わるようになる
・頑張って歌わなくても声量がでる
など、少しずつ感じるようになってきます。
レッスンの中では、トレーニングで使う声をそのまま歌唱に活かす練習もありますが、
スポーツの素振り練習のように、実際には使わない声でトレーングすることもあります。
非常に地味な練習もありますが、地道に続けている方は効果が現れます。
ぜひ、ご自身の声の変化を楽しみながら、続けてみてくださいね。
メアボーカルスクールでは新規生徒様随時募集しております。
土日は大変込み合っておりますが、ご相談くださいませ。
また、私代表のレッスンをご希望の方は、体験時にお申し付けください。
指名料や空き時間など詳しくはお問い合わせくださいませ。
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