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洋楽に挑戦するメリット  


だいぶ春らしい季節になってきましたね。
メアボーカルスクールがある柏もすでに桜が散って、気持ちのいい気候が続いています…^^

ただし、花粉さえ、いなければ…

という方も、多いかもしれませんね^^


さて、今日は課題曲についてお話したいと思います。
メアボーカルスクールに通っている生徒様も、他のスクールでレッスンを受けている方も、
メインの発声練習の他に課題曲というものを決めて、曲で声を生かしていく練習をしていると思います。

今回おすすめするのはずばり、洋楽です!

先生によって方針は星の数ほどあるかと思いますが、
はじめから洋楽だと構えてしまう方が多いので、レッスンではなれてきた頃にご紹介しています。
多くの日本人が苦手とする、「滑舌」と「リズム」の上達にとても有効なので、ぜひ試してみてくださいね。


 洋楽のメリット① 母音子音の発音が向上、滑舌が良くなる


洋楽というのは、声は母音、言葉は子音によって生まれているというのを、とてもよく意識することできます。
メアのHPの「滑舌」でも触れていますが、日本語のローマ字を見てみると、子音の後には必ず「母音」がセットになります。
実際発音するときには子音だけになるものもあるのですが、母音と子音が別々であるということを、小学校で教えてもらった人はいないと思います。
それくらい、日本語は曖昧な発音でなんとかなっている言語なのです。

歌詞でよく出てくる「愛してる」というフレーズで、「あいしてる」の「し」の音は、子音「Sh」のみで構成されます。
しかし歌になると、メロディを正しく歌おうと意識するあまり、途端に「Shi」と発音してしまうケースが多くあります。
子音だけでいいところに母音を入れてしまうことで、歌いにくくなり、
聞き手からすると、なんだか感情のこもっていない、機械的な歌い方に聞こえてしまったりします。

英語には、この「子音だけ」の発音がものすごくたくさんあります!
また、日本語より子音と母音の数が多いのも、英語の特徴です。
口の中を自由にコントロールすることは、歌の上達に大変重要なので、英語の発音が苦手、という方ほど、
じっくり練習することで確実にレベルアップが期待できます。


★OPEN ARMS / Journey



まずはボイトレの基本となるロングトーンのイメージを掴むのに、とても有効な曲です。
歌詞のはまり方もそんなに早くないので、英語が苦手な方でもしっかりと発音の練習ができます。
ハードロックバンドのバラード然とした、ゆったりとした三拍子の曲ですね^^
日本語の曲を歌っているとなんとなく流れてしまいがちなグルーブを、英語で歌うことでしっかりと体感できます。



 洋楽のメリット② リズムグルーヴ感が良くなる


英語には「音節」というものがあり、単語の中にもリズムがあります。
短い単語同士がつながることで生まれるリズム、長い単語の中でもこの音節でリズムが生まれます。
メロディの抑揚は、この音節に沿うように作られていることがほとんどです。
日本語にも言葉にイントネーションが存在しますが、単語のもつ抑揚とメロディの抑揚が別のところにあることが多く、
実は歌としては難易度が高かったりします。

★Overjoyed /Stevie Wonder



言わずとしれた名曲ですね^^
短い単語が伸びたり、メロディに対して単語がおもしろいハマり方をしている曲です。
この曲を通して、単語のもつリズムを感じてみてください。
また、スティービー・ワンダーのもったりとした発音をコピーすることで、舌のコントロールをより深めていくことができます。
歌は個性が大切ですが、インプットなくしてアウトプットは生まれません。
ぜひ、「完コピ」を目指して練習してみてください。


 洋楽のメリット③ 音程が正確になる


音程とリズムは密接に関わっています。
正しい音が出せても、正しいタイミングで出せなければそれは「音を外した」と同じことです。
どのようなリズムでどのように音が変化しているのか一音一音を正確に聞き取ることが、音程の向上につながります。
耳のトレーニングにも近いですね。
自分の声を自分の耳で、いかに正確に判断、コントロールできるかで歌のうまさは確実に左右されます。

★End Of The Road / Boyz Ⅱ Men



最後にご紹介するのは、三連符で、なおかつフェイクの多い、難易度高めの曲です。
うっかりするとゆったり四拍子でリズムを感じてしまいそうになりますが、タ、タ、タ、という三つのリズムが繰り返されています。
一聴して自由になんのルールもなくメロディや語尾を動かしているように聞こえるかもしれません。
しかしこの三連を意識すると途端に、リズムにすべてかなっているんだということがわかります。
(それでも、もたり、はしりを多様して、うねりがでるようかなり崩されています)

こちらもぜひ、まったく一緒でなくてもいいのでコピーに挑戦してみてください。

リズム感、音感強化の最終段階として、少しむずかしいのですが挑戦してみると、
いままで今ひとつカッコがつかなかったEXILEなど日本語のリズムソングが、ぐっと洗練されたものになります。
もちろん、リズムを練習した効果はポップスやロックにも現れます。


いかがでしたでしょうか^^
最後のEnd Of The Roadは、生徒さんがどうしてもやってみたい!ともってきてくれた曲で、
これが想像以上の上達に繋がりました。

ボイトレというのは、生きてきた年数分使ってきた声帯のクセを、短い期間で歌に適した使い方へ修正していくことです。
20年なら20年分のクセを、30年なら30年分のクセを修正していきます。
人生において偶然良い声帯の使い方をしてきた方をのぞいて、地道な道のりは数年に至ることがほとんどです。
いつもと違う言語をつかうことで、少しだけそのクセが出にくくなる近道になります。

英語は苦手だからちょっと…と避けていた方は、ぜひ挑戦してみてくださいね^^
当スクールにお問い合わせいただければ、英語の曲に強い講師をご紹介いたします。

Posted on 2018/03/30 Fri. 16:21 [edit]

category: 声を学ぼう

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