声を育てる、歌に生かせる。 メアボイストレーニング柏
http://mehr.jp
プロの歌手もやっている 【声を育てる万能トレーニング】 
06/13
お久しぶりです。
メアボーカルスクール代表の真帆です。
梅雨入りしたそうですね。
じめじめ湿気っていて不快感の拭えない季節ですが、声帯には嬉しい環境です。
この時期は乾燥しなくていいんですね~^^

ピアノの鍵盤はちょっとベタベタしますね…
でもクーラーなどで除湿するとかえって乾燥したり、
夏風邪をひいてしまうと長引きますので、
声を仕事にしている人にとっては油断できない季節に代わりはありませんね><
さて、「次回は声のトレーニングを…」なんていう記事を書いてからだいぶたってしまいました。
間にお知らせ記事や、新聞コラムからの引用などを挟んで、
「もうそんな事いってたの忘れたよ!」って感じかもしれませんが…
今日ご紹介するのは、プロで活躍している歌手、声優さん、
舞台俳優さんなどの多くが取り入れている、かなり使える「万能トレーニング」です。
どこがどう万能か、興味がありましたら、読んでいってくださいね^^
この万能トレーニング、
リップロール
といいます。
名前だけなら聞いたことある方もいるかもしれません。
名前は知らないけど、動画を見たらなるほど納得、これか!という方が多いと思います。
Google大先生にお伺いすればたくさん動画がでてきますので、
あえて私の間抜けな動画を載せる事はいたしません!!!
リップロール
どうでしょう。
これなら知ってる、できる!という方も多いと思います。
しかしこれ、侮る無かれです。
歌に必要な3つの大切な要素を、一度に鍛えられる万能トレーニングなのです。
▶▶ 1. 顔周りが力まず、自由であること
リップロールがぶるぶるぶる…とできている時は、口のまわり、表情筋が自由であるときです。
もちろん、リップロールをするために口まわりは少し力が入っていますが、
顔の周りに無駄な力が入ってしまうとピタっと止まってしまいます。
▶▶ 2. 声帯、喉が最低限リラックスできている
こちらも、ちゃんとリップロールが続いている状態なら、喉周りの筋肉がリラックスできている状態です。
少し力が入っていても、ブルブル自体はできる場合もあります。
その場合、リップロールに乗る声も少し固くなりますので、ボイストレーナーにしっかり聞き分けをしてもらいます。
普段から喉に筋が出るほど力を込めて発声する方だと、
リップロールができたとしても「音が小さい」「ほとんど息」なんて事もあります。
▶▶ 3. 息の量が絶妙である
声は、いきが多すぎても少なすぎても「きらびやかな」音にはなりません。
リップロールができているとき、息の量はその上限下限を越えることはありません。
しかし、音の高さによってよりバランスのいい息の量をコントロールしていくために、
こちらも耳でしっかり判断していく必要があります。
上記の3つに関連して、カラオケやライブの前後にリップロールを行う事で、
声帯の準備運動、整理運動にもなります。
多くのボーカルスクールでは、この準備運動としてのみ紹介するケースもあるようですが、
私のレッスンでは結構しっかりとリップロールに取り組んでいきます。
さて、このリップロール、ただがむしゃらにブルブルしていればいいわけではありません。
効果をしっかり出すためには、トレーニングの仕方もとても重要になってきます。
全く出来ない方は、口の横にかるく指を添えてみてください。
少しブルブルしやすくなると思います。
少しコツをつかんだら、下の順番でステップアップしてみてください。
リップロールで声のコントロール
① 短く切りながら、リップロールが狙ったタイミングで始められるようにする
↓
②長く続くようにする
↓
③長いリップロールの中で、少しだけ音を動かせるようにする
(いきなりあまり遠い音に跳躍する必要はありませんので、音を正確に。ピアノでいう全音の幅くらいを目安に)
↓
④同じ要領で、遠い音まで跳躍できるようにする
(こちらも、ピアノなどで音を正確に取るようにしていきましょう)
↓
⑤簡単なメロディをリップロールでなぞれるようにする
(童謡など簡単なものからでいいので、トライしてみましょう。だんだん、普段歌う曲にも応用)
今回は万能トレーニング、リップロールを単体でご紹介しました。
実際ボイトレの中では、このリップロールから「あ」などの母音につなげる事によって、
リップロールではない発声の時にも、最初に紹介した3つの要素が満たせるようにトレーニングしていきます。
どうしてもできなかった方は、様々な原因が考えられます。
お風呂などリラックスできている時にやってみると、意外とできちゃった、という方もいらっしゃいます。
諦めずに続けて、どうしても行き詰まってしまったら、ぜひお近くのボーカルスクールにご相談ください^^
メアボーカルスクール代表の真帆です。
梅雨入りしたそうですね。
じめじめ湿気っていて不快感の拭えない季節ですが、声帯には嬉しい環境です。
この時期は乾燥しなくていいんですね~^^

ピアノの鍵盤はちょっとベタベタしますね…
でもクーラーなどで除湿するとかえって乾燥したり、
夏風邪をひいてしまうと長引きますので、
声を仕事にしている人にとっては油断できない季節に代わりはありませんね><
さて、「次回は声のトレーニングを…」なんていう記事を書いてからだいぶたってしまいました。
間にお知らせ記事や、新聞コラムからの引用などを挟んで、
「もうそんな事いってたの忘れたよ!」って感じかもしれませんが…
今日ご紹介するのは、プロで活躍している歌手、声優さん、
舞台俳優さんなどの多くが取り入れている、かなり使える「万能トレーニング」です。
どこがどう万能か、興味がありましたら、読んでいってくださいね^^
この万能トレーニング、
リップロール
といいます。
名前だけなら聞いたことある方もいるかもしれません。
名前は知らないけど、動画を見たらなるほど納得、これか!という方が多いと思います。
Google大先生にお伺いすればたくさん動画がでてきますので、
あえて私の間抜けな動画を載せる事はいたしません!!!
リップロール
どうでしょう。
これなら知ってる、できる!という方も多いと思います。
しかしこれ、侮る無かれです。
歌に必要な3つの大切な要素を、一度に鍛えられる万能トレーニングなのです。
▶▶ 1. 顔周りが力まず、自由であること
リップロールがぶるぶるぶる…とできている時は、口のまわり、表情筋が自由であるときです。
もちろん、リップロールをするために口まわりは少し力が入っていますが、
顔の周りに無駄な力が入ってしまうとピタっと止まってしまいます。
▶▶ 2. 声帯、喉が最低限リラックスできている
こちらも、ちゃんとリップロールが続いている状態なら、喉周りの筋肉がリラックスできている状態です。
少し力が入っていても、ブルブル自体はできる場合もあります。
その場合、リップロールに乗る声も少し固くなりますので、ボイストレーナーにしっかり聞き分けをしてもらいます。
普段から喉に筋が出るほど力を込めて発声する方だと、
リップロールができたとしても「音が小さい」「ほとんど息」なんて事もあります。
▶▶ 3. 息の量が絶妙である
声は、いきが多すぎても少なすぎても「きらびやかな」音にはなりません。
リップロールができているとき、息の量はその上限下限を越えることはありません。
しかし、音の高さによってよりバランスのいい息の量をコントロールしていくために、
こちらも耳でしっかり判断していく必要があります。
上記の3つに関連して、カラオケやライブの前後にリップロールを行う事で、
声帯の準備運動、整理運動にもなります。
多くのボーカルスクールでは、この準備運動としてのみ紹介するケースもあるようですが、
私のレッスンでは結構しっかりとリップロールに取り組んでいきます。
さて、このリップロール、ただがむしゃらにブルブルしていればいいわけではありません。
効果をしっかり出すためには、トレーニングの仕方もとても重要になってきます。
全く出来ない方は、口の横にかるく指を添えてみてください。
少しブルブルしやすくなると思います。
少しコツをつかんだら、下の順番でステップアップしてみてください。
リップロールで声のコントロール
① 短く切りながら、リップロールが狙ったタイミングで始められるようにする
↓
②長く続くようにする
↓
③長いリップロールの中で、少しだけ音を動かせるようにする
(いきなりあまり遠い音に跳躍する必要はありませんので、音を正確に。ピアノでいう全音の幅くらいを目安に)
↓
④同じ要領で、遠い音まで跳躍できるようにする
(こちらも、ピアノなどで音を正確に取るようにしていきましょう)
↓
⑤簡単なメロディをリップロールでなぞれるようにする
(童謡など簡単なものからでいいので、トライしてみましょう。だんだん、普段歌う曲にも応用)
今回は万能トレーニング、リップロールを単体でご紹介しました。
実際ボイトレの中では、このリップロールから「あ」などの母音につなげる事によって、
リップロールではない発声の時にも、最初に紹介した3つの要素が満たせるようにトレーニングしていきます。
どうしてもできなかった方は、様々な原因が考えられます。
お風呂などリラックスできている時にやってみると、意外とできちゃった、という方もいらっしゃいます。
諦めずに続けて、どうしても行き詰まってしまったら、ぜひお近くのボーカルスクールにご相談ください^^
« 「歌」「声を出すこと」が、体と心に与えるもの
| h o m e |
ビジネスに有利!好感をもてる声 3つのポイント »
コメント
コメントの投稿
トラックバック
トラックバックURL
→http://mahovocalschool.blog.fc2.com/tb.php/22-08a428fc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)