声を育てる、歌に生かせる。 メアボイストレーニング柏
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ビジネスに有利!好感をもてる声 3つのポイント 
05/19
だんだん夏に近づいてきましたね。
メアボーカルスクール代表の真帆です。
最近はビジネスシーンでもボイストレーニングが注目されていますね。
新聞記事でも取り上げられるようになってきました。

(著作権の関係上、写真はぼかしてあります)
ビジネスで声が重要になるシーンとしては、
・プレゼン
・営業
・会議での発言時
など様々なものが考えられます。
いずれも緊張したり、力が入ったりするシーンですが、
「声が小さい」「聞き取りにくい」などと言われたら、余計に自信をなくしてしまうものです。
声の悩みは、なにも歌だけではなく、
メアボーカルスクールにも、仕事に関する「声」の悩み改善を目的としている方も多くいらっしゃいます。
好印象を与える「声」とは、どう手に入れていくのか、そのポイントをここでご紹介いたします。
① 呼吸
よく、歌のレッスンで耳にする「腹式呼吸」。
実は歌だけではないのです。
人はリラックスしているとき、寝ている時、普通に腹式で呼吸をしています。
大きい声を出そう、聞き取りやすい声をだそう、と思うと、つい息を胸いっぱい吸い込もうとして、
「胸式呼吸」、浅い呼吸になってしまいがちです。
そうすると、声が弱々しく、フレーズも切れ切れになってしまいます。
そういった状況にならないために、腹式呼吸を意識的に行えるようにトレーニングしていきます。
◆ 練習法 ◆
おへその少し下、丹田と呼ばれるところがあります。
そこをすこし奥に引っ込めながら、息を吐いていきます。
喉は筒だと思ってください。
喉で調節せず、歯と歯を軽く合わせて、スー・・・・・っという音にして吐きます。
これ以上吐けない!というところでストップ。
約一秒息を止めて、丹田をゆるめ、喉をぱっと開いて空気を「迎え入れ」ます。
「吸う」と思いすぎると胸式になってしまいます。
「迎え入れる」くらいのつもりで、軽く空気をいれます。
胸や肩が上に大きく膨れていないか鏡で確認しながら行ってください。
「腹式呼吸」と名前がついていますが、
しゃべり声に使うくらいの呼吸でお腹がぼこっと前大きく動くことはありませんので、
こちらも注意してください。
無理にお腹を出さなきゃ、と思うと余計に吸えなくなってしまいます。
(実は歌でもあまり前に大きくは出てきません)
② 発声・発音
地声が低い方、喉をつめて話をする癖がある方は、
声そのものが聞き取りにくい可能性があります。
生まれてから、こういうふうに声を出してくださいと、誰かに習ったことなどない人がほとんどです。
知らないうちに癖がついてしまうんですね。
ミックスボイスという声があります。
話が長くなるので習得方法など細かい説明は別の機会にしますが、
「地声」と「裏声」が同時に出るような声です。
「楽」で、なおかつ「聞き取りやすい」。
そんなつもりはないのに、「大きい声」に聞こえる。そんな声です。
しゃべり声に喉をつめる癖がある場合、
このミックスボイスの習得にとても時間がかかる方がいます。
すぐには習得できなくても、まずはひとつ改善策として、
・低い音でもちょっと裏声っぽくしゃべる
・いつもより少し高めの音でしゃべる
などを実践してみるといいかもしれません。
人の耳は、低すぎる声は聞き取りにくいものです。
また、発音もとても大切です。
日本語は子音と母音で構成されていますが、
たとえば「よろしくお願いします」を英字表記すると、
Yo Lo Si Ku o Ne Ga i Si Ma Su
となります。
(日本語のら行はRではなく、Lの発音をイメージします)
大文字の部分が子音
小文字の部分が母音です。
日常会話であれば、結構「子音」が流れても成り立ってしまいます。
「よぉしくおねあいしぁす」 を早口で言うと、なんとなく「よろしくお願いします」に聞こえませんか?
そして、こういう話し方をする方、結構多いと感じます。
母音をいくら大切に言っても、言葉は粒だってきません。
子音がしっかり言えていることが、言葉の明瞭さには響いてきます。
母音=発声の良さ・声の良さ
子音=滑舌の良さ・発音の良さ
だと思ってくださいね!
③ 表情
表情は声に出ます。
特に、電話口では顕著です。
好感を持たれる声の持ち主は、電話越しの声でも「口角が上がって明るい表情」であることが分かります。
逆に、だらだらしゃべっていると、肘をついてうなだれて電話を受けているのが目に浮かぶようです。
大事な取引先に、こんな姿を想像されてしまっては、好感どころではないですね…!
常にニコニコ笑う必要はありませんが、
しっかり伝えたいシーンでは、電話でも、対面でも、少し口角を引き上げてみてください。
口角の意識が難しい場合は、やはり少しほほえむといいかもしれません。
また、相手の声や、対面であれば、表情から反応を読み取り、
臨機応変に伝え方を変えてみたり、自分の表情を変えてみたりすることも大切です。
相手の話を聞いているときの表情も、チャンスを掴みたいときにはとても重要になりますよね・・・!
ぽかんと口を開けて聞いていませんか?
口角を上げて、頷いたり、目を少し見開いてみたり、逆に細めてみたり…
シーンによって適切な表情があるかと思いますが、
「表情が豊かである」ことで損をすることはまずありません。
レッスンをやっていると、この「表情」が思い通りに動かずに四苦八苦する方がとても多く感じます。
普段は無意識に笑ったりして使っているにもかかわらず、意識的に動かそうと思うと途端に難しくなります。
目を見開く、という事一つに関しても、声と連動させようと思うと混乱しやすいのです。
鏡の前で、顔のいろいろな筋肉を動かしてみてください。
発音の助けにもなりますし、アンチエイジングにもなったり、いいことがたくさんありますよ^^
いかがでしたでしょうか!
ボーカルスクールというと、歌を歌いたい人のものだと思われがちですが、
ビジネスで活かすためのミックスボイス、呼吸法を習得しに来ている方もたくさんいらっしゃいます。
ぜひ、できることから始めてみてくださいね^^
メアボーカルスクール代表の真帆です。
最近はビジネスシーンでもボイストレーニングが注目されていますね。
新聞記事でも取り上げられるようになってきました。

(著作権の関係上、写真はぼかしてあります)
ビジネスで声が重要になるシーンとしては、
・プレゼン
・営業
・会議での発言時
など様々なものが考えられます。
いずれも緊張したり、力が入ったりするシーンですが、
「声が小さい」「聞き取りにくい」などと言われたら、余計に自信をなくしてしまうものです。
声の悩みは、なにも歌だけではなく、
メアボーカルスクールにも、仕事に関する「声」の悩み改善を目的としている方も多くいらっしゃいます。
好印象を与える「声」とは、どう手に入れていくのか、そのポイントをここでご紹介いたします。
① 呼吸
よく、歌のレッスンで耳にする「腹式呼吸」。
実は歌だけではないのです。
人はリラックスしているとき、寝ている時、普通に腹式で呼吸をしています。
大きい声を出そう、聞き取りやすい声をだそう、と思うと、つい息を胸いっぱい吸い込もうとして、
「胸式呼吸」、浅い呼吸になってしまいがちです。
そうすると、声が弱々しく、フレーズも切れ切れになってしまいます。
そういった状況にならないために、腹式呼吸を意識的に行えるようにトレーニングしていきます。
◆ 練習法 ◆
おへその少し下、丹田と呼ばれるところがあります。
そこをすこし奥に引っ込めながら、息を吐いていきます。
喉は筒だと思ってください。
喉で調節せず、歯と歯を軽く合わせて、スー・・・・・っという音にして吐きます。
これ以上吐けない!というところでストップ。
約一秒息を止めて、丹田をゆるめ、喉をぱっと開いて空気を「迎え入れ」ます。
「吸う」と思いすぎると胸式になってしまいます。
「迎え入れる」くらいのつもりで、軽く空気をいれます。
胸や肩が上に大きく膨れていないか鏡で確認しながら行ってください。
「腹式呼吸」と名前がついていますが、
しゃべり声に使うくらいの呼吸でお腹がぼこっと前大きく動くことはありませんので、
こちらも注意してください。
無理にお腹を出さなきゃ、と思うと余計に吸えなくなってしまいます。
(実は歌でもあまり前に大きくは出てきません)
② 発声・発音
地声が低い方、喉をつめて話をする癖がある方は、
声そのものが聞き取りにくい可能性があります。
生まれてから、こういうふうに声を出してくださいと、誰かに習ったことなどない人がほとんどです。
知らないうちに癖がついてしまうんですね。
ミックスボイスという声があります。
話が長くなるので習得方法など細かい説明は別の機会にしますが、
「地声」と「裏声」が同時に出るような声です。
「楽」で、なおかつ「聞き取りやすい」。
そんなつもりはないのに、「大きい声」に聞こえる。そんな声です。
しゃべり声に喉をつめる癖がある場合、
このミックスボイスの習得にとても時間がかかる方がいます。
すぐには習得できなくても、まずはひとつ改善策として、
・低い音でもちょっと裏声っぽくしゃべる
・いつもより少し高めの音でしゃべる
などを実践してみるといいかもしれません。
人の耳は、低すぎる声は聞き取りにくいものです。
また、発音もとても大切です。
日本語は子音と母音で構成されていますが、
たとえば「よろしくお願いします」を英字表記すると、
Yo Lo Si Ku o Ne Ga i Si Ma Su
となります。
(日本語のら行はRではなく、Lの発音をイメージします)
大文字の部分が子音
小文字の部分が母音です。
日常会話であれば、結構「子音」が流れても成り立ってしまいます。
「よぉしくおねあいしぁす」 を早口で言うと、なんとなく「よろしくお願いします」に聞こえませんか?
そして、こういう話し方をする方、結構多いと感じます。
母音をいくら大切に言っても、言葉は粒だってきません。
子音がしっかり言えていることが、言葉の明瞭さには響いてきます。
母音=発声の良さ・声の良さ
子音=滑舌の良さ・発音の良さ
だと思ってくださいね!
③ 表情
表情は声に出ます。
特に、電話口では顕著です。
好感を持たれる声の持ち主は、電話越しの声でも「口角が上がって明るい表情」であることが分かります。
逆に、だらだらしゃべっていると、肘をついてうなだれて電話を受けているのが目に浮かぶようです。
大事な取引先に、こんな姿を想像されてしまっては、好感どころではないですね…!
常にニコニコ笑う必要はありませんが、
しっかり伝えたいシーンでは、電話でも、対面でも、少し口角を引き上げてみてください。
口角の意識が難しい場合は、やはり少しほほえむといいかもしれません。
また、相手の声や、対面であれば、表情から反応を読み取り、
臨機応変に伝え方を変えてみたり、自分の表情を変えてみたりすることも大切です。
相手の話を聞いているときの表情も、チャンスを掴みたいときにはとても重要になりますよね・・・!
ぽかんと口を開けて聞いていませんか?
口角を上げて、頷いたり、目を少し見開いてみたり、逆に細めてみたり…
シーンによって適切な表情があるかと思いますが、
「表情が豊かである」ことで損をすることはまずありません。
レッスンをやっていると、この「表情」が思い通りに動かずに四苦八苦する方がとても多く感じます。
普段は無意識に笑ったりして使っているにもかかわらず、意識的に動かそうと思うと途端に難しくなります。
目を見開く、という事一つに関しても、声と連動させようと思うと混乱しやすいのです。
鏡の前で、顔のいろいろな筋肉を動かしてみてください。
発音の助けにもなりますし、アンチエイジングにもなったり、いいことがたくさんありますよ^^
いかがでしたでしょうか!
ボーカルスクールというと、歌を歌いたい人のものだと思われがちですが、
ビジネスで活かすためのミックスボイス、呼吸法を習得しに来ている方もたくさんいらっしゃいます。
ぜひ、できることから始めてみてくださいね^^
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